iPadの選び方
iPadには無印版、Air、Pro、miniの4種類があります。そこで今回、初めての方はどのiPadを選んだら良いのか解説させていただきます。
iPadのメリット
まずiPadのメリットについて説明します。iPadはスマホが大きくなっただけで、中途半端なパソコンだと思われている方がいらっしゃるようです。しかしiPadだけの機能もあるので紹介します。
Appleペンシルが使える
一番の違いとしてはAppleペンシルが使える点です。AppleペンシルとはiPad専用のスタイラスペンです。スタイラスペンとはタッチペンとも呼ばれますが、タッチパネルをペンで操作するものです。有名なのはニンテンドーDSのお絵かき、現在のスイッチでもタッチペンはあります。
普段ノートに書くように使用できる
ノートに書くように使用できます。ノートに書けると言いながら宅配業者などが使用するタブレットのような動きの悪いものではありません。iPadのアプリを使えば本当に手書きするように使用できます。
さらにノートとは違い機械ですのでデータ保存ができ管理もできますし、ノートがいっぱいになり買い替える必要もなくなります。この為学生の方でも利用されているようです。
イラストレーターが使用している
他にもAppleペンシルではイラストレーターが使用されています。かつてのニンテンドーDSのようなお絵かきレベルではなくアニメや漫画でも使用されているレベルです。紙が一番繊細に描くことができますが、納品や修正する時は現在では不向きです。かといってパソコンの様にマウスでは操作性が悪くなってしまいます。そんな時に活用されているのです。
充電の持ちが良い
またiPadの方がiPhoneよりもバッテリーが大きいこともあり、稼働時間も長くなります。
マルチタスクができる
スマホでは2つの画面を同時に表示はできませんが、パソコンではできますね。iPadでもできます。持ち運びの良いiPadですので、電車に乗っている時や例えばベッドやソファーで寝っ転がりタスク(仕事)ができるわけです。
他にもiPhoneよりも大画面ですので視聴しやすいですし、別売りでキーボードもありますのでパソコンの様に使用できる中途半端だからこその機能もあります。
どのiPadが良いのか
それでは4種類あるiPadはどれが合うのか最新機種から説明させていただきます。
iPad(第10世代)
iPad(第10世代)は無印の最新版です。基本機能は下記です。
料金 | 68,800円~ |
液晶モニターサイズ | 10.9インチ |
CPU | A14 Bionicチップ |
ストレージ容量 | 64GB ・256GB |
Appleペンシル | USB-C・第1世代に対応 |
カメラ | 12PM 広角カメラ |
重量 | 477g(cellularモデル481g) |
重量のcellular(セルラーモデル)とはWi-Fiのない場所でも利用できるモデルです。この為キャリアとの通信契約を結ぶ必要があります。どこでも使用したい方はセルラーモデルを選んでください。
無印版の特徴
iPad(第10世代)は基本モデルです。一番安価なタイプとなっています。ペイディ後払いプランApple専用で購入できます。月々5,733円の12回払い手数料無料で購入しやすくなっております。最新機種にこだわらなければ第9世代を月々4,150円12回払いのペイディApple枠も利用できます。
この為無印版はとにかくAppleのタブレッドが欲しい方にお勧めとなっております。
iPad Air(第5世代)
iPad Airは無印版の上位モデルです。
料金 | 92,800円~ |
液晶モニターサイズ | 10.9インチ |
CPU | M1チップ |
ストレージ容量 | 64GB ・256GB |
Appleペンシル | USB-C・第2世代に対応 |
カメラ | 12PM 広角カメラ |
重量 | 461g(cellularモデル462g) |
iPad Air(第5世代)の特徴
まずiPad Airの特徴として名前の通り軽量モデルとなっています。わずか20グラムほど無印版よりも軽いだけですが、縦横厚さも1mほど短く薄くなっております。
そしてディスプレイはホームボタンが削除されておりますので、すっきり見やすくなっております。
性能面の違い
性能面はCPUがM1チップとMacBookと同じものとなっております。M1チップはCPUだけでなくGPU、メモリにも違いが出てきます。この為無印版よりも処理能力が高くなっておりますので、処理速度が速く、特にiPadの特徴であるマルチタスクの際に差が出てきます。
そして違いと言えば第2世代のAppleペンシルに対応している部分です。Appleペンシル(第2世代)はiPadにマグネット式で設置して充電できるようになりました。第1世代は差し込み型です。この為カバンに収納している時に充電ができるので、いざ使用する時に充電切れで使用できないってことがなくなるメリットがあるのです。差し込み型ではペンシルが邪魔になるのでちゃんと机の上などで充電しなければなりませんでした。
さらにダブルタップ機能がついておりますので、わざわざボタンを押す手間の省けて便利になっております。
iPad Airは後述するProと無印の間のモデルです。Proはその名の通り仕事でiPadを使用するプロの方向けですので、無印版よりも高性能なタブレッドを使いたい方、特にアマチュアでもイラスト、動画編集を高レベルで行い方や大迫力のゲームを快適に行い方にお勧めとなります。iPad AirもペイディAppleプランが利用でき、月々7,733円の12回払いが可能です。月にすると無印版よりも3千円ほど高いだけですので、後で性能面などで後悔したくない方は選んでみても良いでしょう。
iPad Pro(第6世代)
iPad ProはiPadの最上位モデルです。
料金 | 172,800円~ |
液晶モニターサイズ | 12.9インチ |
CPU | M2チップ |
ストレージ容量 | 128GB・256GB・512GB・1TB ・2TB |
Appleペンシル | USB-C・第2世代に対応 |
カメラ | 12PM 広角カメラと10PMの超広角カメラ |
重量 | 682g(cellularモデル684g) |
iPad Pro(第6世代の特徴)
iPad Proは上記の表通りモニターサイズが12.9インチと大きくなっておりますので、細かい作業がしやすくなっています。
そして、性能面もCPUはM2チップとAirよりも性能が良くなっています。
カメラ機能が違う
プロの方ならCPUや容量などが一番の違いでしょうが、初めての方向けには大きな特徴がカメラです。iPhoneの様にカメラが2つ付いております。2つ目は超広角カメラですので、撮影が楽にできるようになります。
iPad Proは高価ですし、お仕事でタブレットを使用される方にお勧めできます。一般の方ではProほどの性能や容量を使わないと思いますし、カメラも最近の無印版以上のiPhoneは同じようにデュアルカメラとなっています。なかなかタブレットで撮影する人は少ないと思いますのでProでなくても十分です。もちろんProもペイディAppleプランで12回払いが可能ですので、購入しやすくなっています。
iPad mini(第6世代)
料金 | 78,800円から |
液晶モニターサイズ | 8.3インチ |
CPU | A15 Bionicチップ |
ストレージ容量 | 64GB ・256GB |
Appleペンシル | USB-C・第2世代に対応 |
カメラ | 12PM 広角カメラ |
重量 | 293g(cellularモデル297g) |
iPad mini(第6世代)の特徴
iPad miniの特徴は縦195.4mm横134.8mmとコンパクトな点です。片手でも持てるくらいです。使い道して多いのがカーナビです。iPhoneでは小さすぎる、iPadでは大きすぎる時にminiはちょうどよいサイズです。読書する際もiPadでは大きすぎたり、重量が負担となる方もいると思いますので、そんな時に使いやすいタブレットとなっています。
ただし、他のiPadとは違い専用のキーボードがありません。しかしキーボードが使えないわけでなく、対応するキーボードはAppleのMagic Keyboard等ありますのでご安心ください。
以上の様にパソコンとしては使いづらい部分がありますので、iPad miniはサブ的な使い方をされる方が多いです。