atone(アトネ)とは?特徴やメリット・現金化方法を徹底解説

今回は後払い決済サービス「atone(アトネ)」について、利用方法から手数料、ポイント還元、利用可能店舗、審査基準など、atoneの特徴を網羅的にご紹介します。またatoneを現金化する方法についても言及しておりますのでご参考にしてください。
atone(アトネ)とは?基本サービス概要
atone(アトネ)とは、20年以上の実績と信頼を持つネットプロテクションズが運営している後払い決済サービスです。エンドユーザーはアドレス登録とSMS認証を行うだけで手軽に利用を開始できます。
クレジットカードを持たない方や、カード情報をインターネット上で入力することに抵抗がある方でも、安心してオンラインショッピングを楽しめる画期的なサービスとして注目を集めています。カードの登録が不要で不正利用のリスクもゼロ。お支払いをまとめて翌月払いできて、払い忘れの心配もなく安心です。
atoneの基本的な仕組み
atoneの仕組みは非常にシンプルです。ユーザーがオンラインショップで商品を購入する際、決済方法としてatoneを選択すると、その代金をネットプロテクションズが一時的に立て替えます。ユーザーは翌月にまとめて支払いを行う仕組みとなっており、1ヶ月分のご利用代金をまとめて月末で締めて、翌月の支払いするシステムとなっています。
他の後払いサービスとの違い
atoneが他の後払いサービスと大きく異なる点は、後払い決済で唯一お買い物に使えるポイントが貯まるため、お得にお買い物ができますという点です。後払い決済サービスで独自のポイントを付与しているのは「NP後払い」と「atone」だけであり、これがatoneの大きな競争優位性となっています。
また、審査の仕組みも特徴的で、ご注文ごとに、ご利用内容やお支払い状況などを元に審査していて、審査の結果、ご利用上限額は変動することがある動的な与信システムを採用しています。
atoneの主要な特徴とメリット
カードレス決済の利便性
atone最大の特徴は、クレジットカードが不要な点です。クレジットカードや口座登録、チャージが不要なので、カードをお持ちでない方でも手軽に利用できます。これにより、以下のようなユーザーにとって非常に便利なサービスとなっています:
- クレジットカードを持たない若年層: 18歳以上であればクレジットカードを持たなくても後払い決済が可能
- カード情報入力に不安を感じる方: 個人情報の流出リスクを気にする方も安心
- 家計管理を重視する方: 翌月一括払いで支出を把握しやすい
NPポイントシステムの詳細
atoneの大きな魅力の一つが、独自のポイントシステム「NPポイント」です。200円につき1ポイントたまります基本還元率は0.5%となっており、貯まったポイントは以下の用途に利用可能です:
- お買い物での値引き: atone翌月払いのお買い物のみ、NPポイントで値引きすることができます
- atone shopsでの商品交換・懸賞応募: 専用サイトでの商品交換や懸賞への参加
atoneプラスでさらにお得に
月額300円(税込)でお得なサービスを受けられる有料会員制サービス「atoneプラス」では、「atone翌月払い」のポイント還元率が常時1.5%となり、還元率が3倍にアップします。
atoneの利用方法と支払いプロセス

会員登録から初回利用まで
atoneの利用開始は非常に簡単で、複雑な手続きは一切不要です。必要な情報は最小限に抑えられており、以下のステップで即座に利用開始できます。
- メールアドレス登録: 有効なメールアドレスを入力
- SMS認証: 携帯電話番号を入力し、SMSで送信される認証コードを入力
- 基本情報入力: 氏名、住所、生年月日などの基本情報を入力
- 利用開始: 登録完了後、すぐにatone決済が利用可能
新規登録時の与信上限は税込5万円(口座振替の登録により10万円まで利用可能)となっており、初回から一定額の利用が可能です。
オンラインショップでの決済方法
atone対応のオンラインショップで商品を購入する際の手順は以下の通りです。
- 商品選択: 欲しい商品をカートに追加
- 決済方法選択: 決済画面でatoneを選択
- atoneログイン: 登録済みのメールアドレスとパスワードでログイン
- 決済完了: 内容確認後、決済を確定
- 商品発送: 決済完了後、通常通り商品が発送される
実店舗でのコード決済
atoneは実店舗でも利用可能です。atoneを実店舗でご利用になるには、コード決済を使用する必要があります。
ただし、会員登録して間もないなど利用履歴が不十分な場合制限があります。
実店舗利用の注意点
利用履歴が十分になった段階で、スマホアプリにコード決済機能が追加されます。新規ユーザーは一定期間のオンライン利用実績が必要です。
支払い方法の詳細
atoneの支払いは翌月にまとめて行います。コンビニ端末とPay-easyが初期設定されています。利用可能な支払い方法は以下の通りです。
- コンビニ端末: セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど主要コンビニで支払い可能
- Pay-easy(銀行ATM): 銀行ATMからの支払いが可能
- 口座振替: 登録した銀行口座からの自動引き落とし(手数料無料)
支払い手数料について
請求手数料は atone の請求発生時に、ご利用代金とあわせてお支払いいただく費用です。コンビニ・銀行ATM利用時は209円(税込)の手数料が発生しますが、口座振替なら手数料は無料です。
利用可能店舗とサービス拡大状況
対応ジャンルと主要加盟店
ファッション・コスメ・電子漫画・コンビニ・飲食店など、色々な種類のお店で使えます。atoneは幅広いジャンルの店舗で利用可能で、日常的な買い物から特別な購入まで対応しています。
主要な利用可能ジャンルには以下があります。
- ファッション・アパレル: 衣料品、靴、アクセサリーなど
- コスメ・美容: 化粧品、スキンケア用品、美容機器など
- エンターテイメント: 電子書籍、デジタルコンテンツ、チケット購入
- 日用品・雑貨: 生活用品、インテリア用品など
- 飲食: 実店舗での食事、テイクアウト、デリバリー
サービス拡大とプラットフォーム連携
atoneは継続的にサービスを拡大しており、ネットプロテクションズの後払い決済「atone」がEC構築プラットフォーム「ecbeing」へ連携するなど、様々なプラットフォームとの連携を進めています。
また、ネットプロテクションズの後払い決済「atone」が通販・ECプラットフォーム「通販マーケッターEight!」へ連携するなど、EC事業者にとってより導入しやすい環境を整備しています。
安全性と信頼性について
運営会社の信頼性
atoneを運営する株式会社ネットプロテクションズは、20年以上の実績と信頼を持つ決済業界のパイオニア企業です。長年にわたって後払い決済サービスを提供してきた実績があり、与信システムやリスク管理において高度なノウハウを蓄積しています。
個人情報保護とセキュリティ
atoneでは、ユーザーの個人情報保護とセキュリティに最大限の注意を払っています。カードの登録が不要でクレジットカード情報を入力する必要がないため、情報漏洩のリスクを大幅に軽減できます。
atoneアプリ専用カードもある
さらなるセキュリティ向上のため、atoneスマホアプリ内で発行し、アプリ経由のお買い物で利用できるカードも提供されています。バーチャルカードの為、物理的なカードである紛失のリスクもありません。
atoneを現金化する方法

普通使用する分ではメリットの多いatoneですが、現金化する上では効果的な後払い決済サービスではありません。その理由は対応する現金化業者が少なく、換金率の高いAppleギフトカード等の電子ギフト券が購入できないからです。
家電を転売する方法
ただし全くない訳ではないので説明します。その方法とはECサイトで割と買取率の高い家電を購入して、買取店に売却する方法です。
ただし、AppleストアやAmazonではatoneは利用できません。利用できるところでは楽天市場やQoo10辺りになります。
高換金率は望めない
しかし、楽天市場やQoo10でも電子ギフト券は不可です。
また上限が基本的に10万円迄ですので、買取率の高い人気のiPhoneは購入できないケースがあるのです。
利用時の注意点とよくある質問
まずatoneの現金化は禁止されており、規約違反となる可能性がありますのでご注意ください。
利用上限額と審査について
atoneの利用上限額は固定ではなく、利用実績に応じて変動します。ご注文ごとに、ご利用内容やお支払い状況などを元に審査していて、審査の結果、ご利用上限額は変動することがあるシステムとなっています。
初回登録時の上限額は以下の通りです。
- 基本上限: 税込5万円
- 口座振替登録後: 税込10万円まで拡大可能
支払い遅延時の対応
支払期限を過ぎた場合の対応について、ユーザーは十分注意する必要があります。atoneから通知される期限に従いお支払いください。期限までにお支払いをされなかった場合や退会された場合でもatoneからの請求は取消されません。
ポイントの有効期限と利用条件
NPポイントには有効期限があります。有効期限は、NPポイントを獲得した日から 6 ヶ月間です。期限内に利用しない場合、ポイントは失効してしまうため、定期的な確認と利用が重要です。
また、ポイント利用後の取消はできませんので、利用する際は慎重に検討することが大切です。全性と利便性を両立した新しい決済体験を、ぜひお試しください。